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a-moviegoer’s diary

2014年から1日1本の映画を観ていて感想を書き溜めています。そして今年通算1000本を観ました。これからも映画の感想を溜めていきます。東京都内に住んでいます。

Koyaanisqatsi (1982) - 諦め

Godfrey Reggio監督

 

映像としては楽しい。ただし、主題があまり伝わってこない。アメリカの都市の映像とともに、ネイティブアメリカンの「平衡を失った世界」という単語を単純につけられただけでは、主題の意図はわかるが説得性が無いかもしれぬ。そこで代わりに伝わるのは、現代社会における諦めである。発表から35年経った今、アメリカは当時よりも富んだように見え、本作の意図は80年代に終わった観念のように感じる。

The Last Petal (1977) - やさしさといじわる

Roman Kachanov監督

 

願い事がかなう魔法の花びらがあり、最後の一枚を足が動かない少年のために使う。監督は、私が知る限り主人公がすべて少年であるが、半数かそれ以上は少女である。後の『Metamorphosis』で登場するような、いじわるな性格の男の子は稀だ。いじわるの性質といえば、シャパクリャクのようにもっぱら女に持たせているのが、監督の特徴である。