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a-moviegoer’s diary

2014年から1日1本の映画を観ていて感想を書き溜めています。そして今年通算1000本を観ました。これからも映画の感想を溜めていきます。東京都内に住んでいます。

The Inheritance of The Magician Bakhram (1975) - フィクションの見本

Roman Kachanov監督 少年が学校の外にいると、マンホールが揺れていて、そのすぐ下に魔法使いの洞窟があった。フィクションが大胆であり、身近に感じることのできる作品である。作画は非常に丁寧で繊細だ。 (工事現場のすぐ下に、魔法使いの洞窟がある。大…

The Letter (1970) - 奇跡的な10分

Roman Kachanov監督 空飛ぶベランダによって、空想と現実の世界を行き来する素晴らしい作品。ストーリーは古典的であるが、人形アニメでたった10分間で完璧に描写したのだから驚嘆した。監督のユーモアも健在、手紙をよこさない海軍の夫を想う妻の姿が、アク…

A Little Romance (1979) - 映画愛

George Roy Hill監督 監督の映画愛を描いた作品としても観れると思う。というのも、随所に漂う映画への愛情と、人間愛に満ちている作品であり、主人公の少年が映画好きである。王道的な恋愛ストーリーでありながら、主人公たちが少年であるユニークさを備え…

Taratata! (1977) - 夢

Frédéric Back監督 パレードで構成される前半部と、子供の夢を垣間見る後半部からなる。パレードでは多種多様な人間模様の後を追うように、近代化された工場や、原子力発電所が続くのが印象的。子供の夢は、同世代の人たちと仲良く楽しく生活することのよう…

Jabberwocky (1971) - 迷

Jan Švankmajer監督 迷路を解こうとすると、黒猫が音もなくやってきて無残に破壊してくる。閉塞的な主題を堪能できる。迷路によって囚われ、要素が緩徐に連結されていく様が上手であるため、全体を通して統一感がある。 (終いには、黒猫はクローゼットの中…

Suspiria (1977) - 恐怖の原点

Dario Argento 監督 とりあえず寝ていれば良いのに寝ない。おとなしくしていれば良いのに学校の秘密を暴こうとして殺されてしまう。その様子の恐ろしいこと、本作を超えるものはない。 誇張されたライティングが興味をひく作品であり、赤を原点としながらも…