a-moviegoer’s diary

2014年から1日1本の映画を観ていて感想を書き溜めています。そして今年通算1000本を観ました。これからも映画の感想を溜めていきます。東京都内に住んでいます。

The Unbelievable Truth (1989) - ふつうなインディーズ

Hal Hartley監督。 何かしら観念的なものに主軸が置かれていて、ストーリーはかなり分解されている。反核運動への募金に傾倒する少女と、刑務所から出所した修理屋の話。

こう、なにかしらの不安定さについての描写は、好ましいものがあった。この登場人物である少女は、私が好きなキャラクターであった。残りがあまりぱっとしなくて、すぐに手を出して喧嘩したがるボーイフレンドや、干渉的な父親など、いまいち足並みが揃わない。そこがインディーズ映画として逆に良い雰囲気を出しているのかもしれない。