a-moviegoer’s diary

2014年から1日1本の映画を観ていて感想を書き溜めています。そして今年通算1000本を観ました。これからも映画の感想を溜めていきます。東京都内に住んでいます。

The Thing (1982) - バランスのとれた良い作品。

John Howard Carpenter監督。

軍師のような、策士的な性格の人間であることを描写するには、適当にチェスで興じているシーンを入れて勝たせればよい。もっとも、ここの映画に出て来る人物はチェスに負けてその腹いせに、ウイスキーをパソコンに流し込んでぶっ壊しているが。

これは素晴らしい作品で、終わり方もわざとらしく無く、映画を観ている時本来のどきどきするような感覚が、まざまざと伝わってくる。