a-moviegoer’s diary

2014年から1日1本の映画を観ていて感想を書き溜めています。そして今年通算1000本を観ました。これからも映画の感想を溜めていきます。東京都内に住んでいます。

The Hangover part 3 (2011) - 量産をしている。

Todd Phillips監督。

日本版のキャッチコピーは「もう、しません。」と言うらしいのだが、実は嘘である。主人公が三人組であるから、一人ずつ結婚させれば三作品が量産できるにも関わらず、何故が通常のロードムービーとなった。そのため、誰も泥酔していない。タイトルの『The Hangover』もミスタイトルなので、私は割と本作は軽蔑した。

road movieにおいては、ある目的のための手段として、場所の移動が指示されるという前提を持つ。仲間を返して欲しければ、誰それを捕まえて来い。その誰を捕まえようと手がかりを探すと、情報提供者がどこそこに行けと、別の場所を指示する。たらいまわしで途方に暮れると、可能性が偶然の飛来でやってくる。

Heather Grahamも、Jamie Chungも、Melissa McCarthyも、個性的ではあるが、男を挑発するところまでの女優にはならない。