a-moviegoer’s diary

2014年から1日1本の映画を観ていて感想を書き溜めています。そして今年通算1000本を観ました。これからも映画の感想を溜めていきます。東京都内に住んでいます。

Battling Butler (1926) - 遊戯くずしのコメディを観る。

Buster Keaton監督。

ナンセンス喜劇の巨匠ともいえるBuster Keatonの作品。Boxingをしている筈であるのに、どこか遊戯くずしをしている様子に見える。相手は打っても打っても、Keatonは倒れない。Keatonの方はというと、攻撃をまったく繰り出さないのであるから、もはやBoxingのルールが完全に破綻してしまっている。

この破綻の構図で映画がとれると看過したKeatonはえらい。一世紀弱経った今でも、視聴に十分耐える。