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a-moviegoer’s diary

2014年から1日1本の映画を観ていて感想を書き溜めています。そして今年通算1000本を観ました。これからも映画の感想を溜めていきます。東京都内に住んでいます。

Splitting (1974) - 真っ二つになった、可哀相な家を観る。

Gordon Matta-Clark監督。

本作を観た場所は東京都内の美術館であったが、驚くことに本作の映写場には誰もいなかった。美術館にはある程度人は断続的に入っていたのに、この作品については、私が観ている間に人が入ってくる気配すらなかった。

ある家が、立方体のようなデザインをしており、美術的用途のために縦に真っ二つに切断されている。その後、水平にも切りたい欲求が生まれたのか、土台から真横に切断しはじめる。最終的には、都市開発のために本作品は解体されたそうで、その説明が字幕で流れる。

画面にサイレント映画時代の字幕の技術を使う作品が、まさか70年代にも残っているとは。