a-moviegoer’s diary

2014年から1日1本の映画を観ていて感想を書き溜めています。そして今年通算1000本を観ました。これからも映画の感想を溜めていきます。東京都内に住んでいます。

Never Weaken (1921) - 高層世界でのショットを観る。

Fred Newmeyer監督。

Hal Roach, Sam Taylor脚本。

前にもHarold Lloydが高層ホテルの窓から飛び出す内容の映画を観ていたので、彼の代名詞は高層ビルであるのかと勘ぐってしまう。しかし、今のハリウッドアクション映画はたいてい高層ビルからの脱出ショットを含むので、そうなれば彼こそが当地のアクション映画の先祖になる。

女とたのしそうに接している主人公がいる。しかし、その女が他の男と妙に親しげにしているのを目撃し、自殺をしようとする。しかし、これがなかなか自殺ができない。厳重に目隠しをして拳銃を自分に向けて置き、ふとした拍子に撃たれることを狙う。そのとき近所の工事現場から謎の資材がクレーンに吊られてやってきて、彼を椅子ごと空中に持っていってしまう。

ここまで面白いショットはなかなかお目にかかれない。