a-moviegoer’s diary

2014年から1日1本の映画を観ていて感想を書き溜めています。そして今年通算1000本を観ました。これからも映画の感想を溜めていきます。東京都内に住んでいます。

Constantine (2005) - ファンタジーやCGに付随する効果音を聴く。

Francis Lawrence監督。

画面をくるくると回すことが好きな監督である。

CGによってファンタジーを描写することがより身近になる中で、その中に孤立したようにたたずむ俳優たちの存在が気になる。CGの進化速度が加速する一方で、伝統的な演技の方法はconventionalなものであるから、その差というものが映画にとって亀裂をもたらすようなものにならなければ良い。

ところで、音楽の使い方に関して、CGを多用に多用する画面では、CGの効果を盛り上げるための効果音というものが存在している。本作でも、はじめから終わりまで存在しているので、かえってその存在に気づかないこともあるかもしれない。それは、登場人物たちの感情を示すものではない。また、そのファンタジー的な現象にともなって物理的に発生した音でもなさそうである。