a-moviegoer’s diary

2014年から1日1本の映画を観ていて感想を書き溜めています。そして今年通算1000本を観ました。これからも映画の感想を溜めていきます。東京都内に住んでいます。

Fear and Desire (1953) - 詩的な画面を観る。

Stanley Kubrick監督。

Gerald Fried音楽制作。

原作と本作がどこまで忠実に関連しているのかを調べていない上で述べる。敵陣地へと乗り込む間、味方そして敵双方のショットが交互にしめされている。しかも、話している内容は心の中でつぶやくような独白で、また詩の一部に近いようなものである。そこで、この詩的な画面があまりにも情緒的に語りかけてくるので、私はここに映画のあたらしい形を見出したような気分になった。