Pierre Morel監督。
Luc Besson製作になると、映画好きであるからなのか、台詞に映画タイトルがい
くつか入ることになっている。
主人公がフィアンセと楽しい夜にまさに突入しようとする時、指令が入るやら相
棒から電話がかかるなりで、その夜がお預けになってしまうというのがLuc
Bessonのストーリーの楽しいところである。本作には、そのフィアンセに多少の
問題があったというパターンである。おそらく民族問題か何かなのであろう。対
話不能な問題であれば、それは主人公が殺すか相手が自殺することで終わるしか
なく、対話可能であれば相手が捕まって終わる。敵の進退は単純明快である。