Brad Silberling監督。
子供も大人と同様の感情表現ができるという明瞭な証拠となる映画である。本作
の中で女のティーンエージャーは、同姓への嫌がらせも、虚栄も、日々の孤独も
、ふと沸く冒険心も、不正に立ち向かう心も、何でも表現することができた。こ
れは他の映画で大人の女が演じている感情と特に変わりがないものである。もし
くは、すくなくとも映画の中においては大人の女が演じる感情と同じ質と範囲に
なる。
ところで何度観ても、かわいい娘が居るお父さんがあっけなく飲んだ暮れ死する
シーンに唖然とする。