a-moviegoer’s diary

2014年から1日1本の映画を観ていて感想を書き溜めています。そして今年通算1000本を観ました。これからも映画の感想を溜めていきます。東京都内に住んでいます。

Ascenseur pour l'echafaud (1958) - フランス映画のお手本を観る。

Louis Malle監督。

殺人犯が証拠を隠滅しようとたくらむ途中でエレベーターの中に閉じ込められてしまうという、まさに本作は死刑台のエレベーターである。殺人犯が閉じ込められてしまっただけでは映画の尺が保てないので、その殺人犯の車を盗んで好き放題する別の犯罪者のシークエンスを入れ、さらに殺人者の共犯の存在をほのめかすという、映画ストーリーのお手本のような作品。