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a-moviegoer’s diary

2014年から1日1本の映画を観ていて感想を書き溜めています。そして今年通算1000本を観ました。これからも映画の感想を溜めていきます。東京都内に住んでいます。

Moonrise Kingdom (2012) - 凝った配置を徹底する映画を観る。

Wesley Anderson監督

子供が出ているからといって映画が子供だましなのではない。むしろ本作では高度な技術が続いており、十分に大人な映画である。単純なカメラワークと強引なストーリーによる映画の方が子供だましであると感じさせる。

登場人物が直線状もしくは円周上に並んでいるから、本作のようなスクリーンプレイができる。だから、Wesley Andersonの作品ほど現実離れした映画はないとも言える。世の中の人間はもっと雑多に動いているからである。現実的に人間が直線状もしくは円周上にならんでいる機会は、学校の整列か軍隊くらいしか思いつかないのであって、そう考えると本作のテーマであったボーイスカウトは的確であったのだろう。