a-moviegoer’s diary

2014年から1日1本の映画を観ていて感想を書き溜めています。そして今年通算1000本を観ました。これからも映画の感想を溜めていきます。東京都内に住んでいます。

Jurassic Park (1993) - 恐怖の達人。

Steven Spielberg 監督

必死で恐竜から逃げている最中であるというのに、ブラキオサウルスに目を輝かせている子供たちを観ると非常に違和感を感じる。本来であれば死の予感と孤独感に押しつぶされそうになっているのではないか。そこを現実的に描かないところにスピルバーグの良さがある。徹底的にエンターテイナーなのである。観客を怖がらせる達人だ。