a-moviegoer’s diary

2014年から1日1本の映画を観ていて感想を書き溜めています。そして今年通算1000本を観ました。これからも映画の感想を溜めていきます。東京都内に住んでいます。

The War of the Worlds (1953) - 微生物に感謝

Byron Haskin 監督

 人類は微生物にどれだけ助けられていることか。特に映画世界の中では、微生物は本作のように味方にもなれば、大量殺戮兵器としての敵にもなる(最近の映画は、微生物は敵役ばかりである)。映画は目に見えないものを写すことができないのに、どれだけ多くの展開を微生物に依存していることだろう。ともかく、50年代にこのクオリティなら当時は大興奮だっただろう。今観ても興奮する内容である。