a-moviegoer’s diary

2014年から1日1本の映画を観ていて感想を書き溜めています。そして今年通算1000本を観ました。これからも映画の感想を溜めていきます。東京都内に住んでいます。

Shane (1953) - ホルンの遠景

George Stevens 監督

 

 まさに、これぞアメリカ。つまり開拓者精神、ハードボイルドにあふれた作品である。

 ホルンの遠景を多く採用することで雄大な空間を演出しているが、見方を変えればストーリーを他の世界から断絶するように囲んでいる山々とも思える。そこにシェーンだけが単身で乗り込んできたという状況は、不思議といえば不思議ではあるのだが、西部劇はだいたいそう進む。