Jacques Audiard監督
映像は、本当に綺麗。撮影も素晴らしい。私がもし受賞するのであれば、それはフランスにおける移民の苦悩にスポットを当てたことが2015年の欧州の風潮に極めてマッチしたから、という理由をつける。しかし、気に入らないのは後半になって急にアクション映画になった点に尽きる。しかも、フレンチのゴロツキという極めてありがちな悪役が出てきて、突然の銃の乱射、車の爆発。フレンチvs.移民の肉体的な対立を作り始めた時、私が観る理由がだんだんと消えていったのは事実である。
Jacques Audiard監督
映像は、本当に綺麗。撮影も素晴らしい。私がもし受賞するのであれば、それはフランスにおける移民の苦悩にスポットを当てたことが2015年の欧州の風潮に極めてマッチしたから、という理由をつける。しかし、気に入らないのは後半になって急にアクション映画になった点に尽きる。しかも、フレンチのゴロツキという極めてありがちな悪役が出てきて、突然の銃の乱射、車の爆発。フレンチvs.移民の肉体的な対立を作り始めた時、私が観る理由がだんだんと消えていったのは事実である。