Michael Haneke
何しろショットの切り方が秀逸なのでそれだけでも観る価値があった作品。『24時間の情事』のEmmanuelle Rivaのことが好きだったが、本作でこんなに品のあるおばあさんになるとは思わなかった。役者のことはともかく、作品の中で現実と幻想が多少入り混じっているように思われた。幻想を明らかに切り取るのではなく、むしろ現実との両面性を残しておく。現代映画におけるショットの基本となりつつある。
Michael Haneke
何しろショットの切り方が秀逸なのでそれだけでも観る価値があった作品。『24時間の情事』のEmmanuelle Rivaのことが好きだったが、本作でこんなに品のあるおばあさんになるとは思わなかった。役者のことはともかく、作品の中で現実と幻想が多少入り混じっているように思われた。幻想を明らかに切り取るのではなく、むしろ現実との両面性を残しておく。現代映画におけるショットの基本となりつつある。