a-moviegoer’s diary

2014年から1日1本の映画を観ていて感想を書き溜めています。そして今年通算1000本を観ました。これからも映画の感想を溜めていきます。東京都内に住んでいます。

Butch Cassidy and the Sundance Kid (1969) - 詩的

George Roy Hill監督

 

 ストップモーションによって動画に詩的要素を付加するように、極めてリアルな物語でありながら人物の悲哀を謳う。監督は、リアルに撮るためにはどこまで細かい編集の作業が必要がを知っている。その上で、あえてストップモーションによって、リアルが足される現象と、感動の余韻が生まれることを示した。「動的な静的」を実現したのだから、素晴らしい作品だ。