a-moviegoer’s diary

2014年から1日1本の映画を観ていて感想を書き溜めています。そして今年通算1000本を観ました。これからも映画の感想を溜めていきます。東京都内に住んでいます。

パプリカ(2006) - ただただ音楽が良い。

今敏監督

 

 平沢進の音楽が素晴らしい。これにはまるか否かは、本作視聴後の満足度を大きく変えるだろう。作画には、そこまで良さを感じなかった私は、なおのこと音楽と世界観の一致に魅せられた。映画は、小説とは異なって、描写とは独立した芸術様式である音楽によって、観客の満足度を変えられる(もちろん、それらを一致させる感性の監督もいる。キューブリックタランティーノ。彼らアメリカ

映画の精鋭は、これにすぐれている)。