a-moviegoer’s diary

2014年から1日1本の映画を観ていて感想を書き溜めています。そして今年通算1000本を観ました。これからも映画の感想を溜めていきます。東京都内に住んでいます。

Carnage (2011) - 修羅場

Roman Polanski監督

 

なかなか映画的に面白い試みで、内容はスリリングであった。もちろん、現実に本作のような状況は発生しないのであって、仲が悪くなればさっさと帰る筈である。そこを、大人4人をあえて帰らせないように、言葉で侮辱したり、酒を持ち出したり、工夫を重ねる映画である。要するに、人工的な修羅場である。問題は、その人工性を、視聴者が気にいるかどうか。