a-moviegoer’s diary

2014年から1日1本の映画を観ていて感想を書き溜めています。そして今年通算1000本を観ました。これからも映画の感想を溜めていきます。東京都内に住んでいます。

Tale of tales (2015) - さりげない新しさ

Matteo Garrone監督

 

新しいタイプのストーリーの陰に隠れているが、撮り方も斬新なものが多い。古い原作だが、描かれている女性像はまさに現代よりで、今までの映画歴史では男の脇役でしかなかった女というキャラクターが一瞬たりとも現れず、奇妙な化け物と共に、現実とフィクションが交錯するのだった。