読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

a-moviegoer’s diary

2014年から1日1本の映画を観ていて感想を書き溜めています。そして今年通算1000本を観ました。これからも映画の感想を溜めていきます。東京都内に住んでいます。

Certified Copy (2010) - マイルドテイスト

2010年代 普通 (好みで)

Abbas Kiarostami監督

 

会話時に切り返しショットをむやみに使わない。切り返しショットは常套手段になりつつあるが、小津安二郎を参考にしたかのような画面を構成して、新鮮味がある。大人が口論するだけの映画といえば、ロマン・ポランスキーの『おとなのけんか』が真っ先に思い浮かぶが、エッジが付きすぎていて見難くかった。恋愛路線を外さず、マイルドテイストな本作の方がよい。母親と幼い子供ですら口論するが、母親の「私が探し物を見つけたら、殺すよ」のセリフは、フレンチだからマイルドな響きになって正解で、これを「I'll...kill you」と言ってはエッジが立つ。

ヌードの夜/愛は惜しみなく奪う (2010) - のんびり食事を

2010年代 普通 (好みで)

石井隆監督

 

のんびり弁当を食べるラストが印象的で、このような緩急は嫌いではなかった。題名通り、ヒロインは愛を惜しみなく奪われているが、愛ゆえに愛を失ったというのではなく、元々機能不全な家庭に育って愛がそもそもわからない、ということである。

セリフが説明口調で、次に何が起こるか予想がつくありきたりな舞台セットが特徴。

Flesh for Frankenstein (1973) - 生き血

1970年代 普通 (好みで)

Paul Morrissey監督

 

綺麗な顔の俳優がたくさん登場し、バッタバッタと内臓を見せて死んでいく作品。散りゆく美学とやらを表現している、アンディ・ウォーホールの慣習した作品。音楽の雰囲気にのれないと、最後まで観るのは厳しい。