2014-07-01から1ヶ月間の記事一覧
Joseph Sargent監督。 サメがどうしても作り物にしかみえないので、Razzies賞(※)をとった。最後なのに、勿体ない。 サメについて皆があれこれ言うので物語の意味論的なものが霞むのだが、実際にJAWS2になってから、撮影の基軸がサメから人間に移った。巨大な…
Joe Alves監督。 人々を震え上がらせたJAWS(1975)の後継作。初作とは赴きが一転、イルカが登場して泳ぎ回るたのしい映画である。 イルカを実際に映画に登場させ、相応の役割をになわせているところが、時代的にかなり斬新だったのではないか。 時代性という…
Pascal Chaumeil監督。フランスのコメディ映画。 男がいる女を自分に惚れさせることで、カップルを破綻に追い込むという「別れさせ屋」についてのコメディーである。これでもかと高飛車なフランス人女に、別れさせ屋が挑んでいくという内容である。 日本の中…
Thunder Levin監督。 アメリカ映画。えっ、と思ってしまう今世紀で指折りのポンコツ映画。何からなにまでぽんこつ。 その残念さの際立っているのは敵戦艦のCGがポリゴンであるという。2012年の映画にもかかわらず、90年代でも十分可能であったであろうCG技術…
Jan de Bont監督。 アメリカ映画。いくつかのシーンにアメリカの伝統的なストーリー展開がみられる。まず、良い事をしたものには報酬を、悪いことをしたものには罰をが徹底していること。ボートを貸したサーファーが宝石をもらうところなどである。次に、ア…
Neil Jordan監督。 アメリカ映画。世紀の駄作、と私が名付ける作品。トムクルーズとブラッドピットのW出演で、自分としては何かの違和感がある。Vampireにしては二人とも顔立ちが”きれいすぎる”。とにかくブラピのVampireが合わなさすぎてすごい。もっと普通…
Phillip Noyce監督。 アメリカ映画。主演がAngelina Jolie。孤児院のようなところでスパイに育て上げられる境遇に育つものの、その後愛などの動機もあり、個人的自由を獲得してかつての同士やスパイ計画を頓挫させていくスパイ女の話。個人的自由に行動の重…
Derek Cianfrance監督。 アメリカ映画。やはり10’の映画の中でそうとう優秀。天才的な手法は無いが、脚本、カメラワーク、キャスト、音響、すべてが綿密に練られていて、完成度が非常に高い。 見ていて心が痛々しくなる映画。心にダイレクトに響くものが一流…