a-moviegoer’s diary

2014年から1日1本の映画を観ていて感想を書き溜めています。そして今年通算1000本を観ました。これからも映画の感想を溜めていきます。東京都内に住んでいます。

The Diary of a Chambermaid (1964) - 閉塞

Luis Buñuel監督

 

 オクターヴ・ミルボーピエール・ルイスユイスマンスなど読書家で会ったBuñuelがミルボーの小説を映画化した。本来一人称で会った作品を、冒頭の数ショットによって見事に三人称へと変形して、以後は昆虫学を修めた彼らしい独自の解釈も取り入れながら進行した。ジャンヌ・モローの存在によって、中産階級が描かれる。