Krzysztof Kie?lowski監督
給料何ヶ月分かをはたいてカメラを買った男の物語。主人公が監督である作品は、その監督の自伝的性質を帯びると信じている私は、キシェロフスキ監督の純朴な映画撮影愛を本作から見た。しかし、あからさまな悲劇ではなく、どこか喜劇的に観える。主演男優のJerzy Stuhrが面白く演じるからである。指と指で8mmカメラの画面を作ると、すぐに顔がしかめっ面になってしまう。その様がコミカルで、家事に興味の失せた夫に激昂する妻のことなど、お構いなしである。
Krzysztof Kie?lowski監督
給料何ヶ月分かをはたいてカメラを買った男の物語。主人公が監督である作品は、その監督の自伝的性質を帯びると信じている私は、キシェロフスキ監督の純朴な映画撮影愛を本作から見た。しかし、あからさまな悲劇ではなく、どこか喜劇的に観える。主演男優のJerzy Stuhrが面白く演じるからである。指と指で8mmカメラの画面を作ると、すぐに顔がしかめっ面になってしまう。その様がコミカルで、家事に興味の失せた夫に激昂する妻のことなど、お構いなしである。