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a-moviegoer’s diary

2014年から1日1本の映画を観ていて感想を書き溜めています。そして今年通算1000本を観ました。これからも映画の感想を溜めていきます。東京都内に住んでいます。

Love (2015) - アダルトビデオと垣根

Gaspar Noé監督

 

しばしば、アダルトビデオと映画のセクシーなシークエンスの境界線の存在について悩んでいた私は、ついに、本作によってその垣根が完全に解消されてしまったという意味で、センセーショナルな映画であった。もちろん、アダルトビデオと本作は、その作品の存在目的が決定的に違う。性的快楽を追求するのか、性的苦悩を描くかの違いである。N極とS極である。しかし、一般的な性的苦悩ではなく、セックス依存症に似た苦悩、病的な性的依存がある主人公なので、我々一般人からすると共感性が薄い。