a-moviegoer’s diary

2014年から1日1本の映画を観ていて感想を書き溜めています。そして今年通算1000本を観ました。これからも映画の感想を溜めていきます。東京都内に住んでいます。

Dawn of the Dead (2004) - 希望的

Zack Snyder監督

 

 ゾンビ映画は、いずれ感染して、しまいにはゾンビになる人間を殺戮する一面がある。ということは、一般的には、ゾンビになりたくないと苦しむ人間性を捨象し、彼らを銃殺する人間疎外がある。本作は、ゾンビとなりかける妊婦妻といずれ生まれてくる子供を、守ろうとする男、腹が減って死にそうな同胞を見捨てず救済しようとする男、人間性を捨象しない選択が多く登場する。従来のB級映画とコンセプトが異なるのは、希望的にゾンビ映画を描いたことである。