Roman Kachanov監督
作画に独特のリズムがあり、色づかいが綺麗。
(映像が詩的だ。)
Roman Kachanov監督
作画に独特のリズムがあり、色づかいが綺麗。
(映像が詩的だ。)
Roman Kachanov監督
少年が学校の外にいると、マンホールが揺れていて、そのすぐ下に魔法使いの洞窟があった。フィクションが大胆であり、身近に感じることのできる作品である。作画は非常に丁寧で繊細だ。
(工事現場のすぐ下に、魔法使いの洞窟がある。大胆な構図だ。)
Roman Kachanov監督
監督は人形アニメをたくさん作ってから、本作あたりで戦争時の写真を引用し、表現方法の開拓をはじめている。長く映画製作を行うと、ひとつの表現方法から、複数の表現への融合が図られる。その移行期における格好の主題は、歴史である。すなわち、フィクションに、事実をつけくわえるという名目で別の表現を足すことができる。
Roman Kachanov監督
働く車を主人公に置いた作品。段差のある道を駆け下りるなど、躍動感がある。
Roman Kachanov監督
緻密に撮影されている。鶴は、監督の以後の作品にほとんど登場しないが、この細い首と足を持つ動物は、似たような姿でクレーン車の造形に応用されている気がする。
(白樺がロシアの気候を描写する)
Roman Kachanov監督
空飛ぶベランダによって、空想と現実の世界を行き来する素晴らしい作品。ストーリーは古典的であるが、人形アニメでたった10分間で完璧に描写したのだから驚嘆した。監督のユーモアも健在、手紙をよこさない海軍の夫を想う妻の姿が、アクセントになっている。
(空飛ぶベランダ)
Roman Kachanov監督
水面に泡が出ては消える様をうまくアニメーションしている。様々な動物を用いる技術は、のちの『ミトン』、『チェブラスカ』にも大きく貢献した。
(親をさがしているカエル)