1970年代 普通 (好みで)
Andrei Tarkovsky監督 人体浮遊のシーンが美しい。現在までに観た映画の中で、観念的にもっとも優れたワンシーンを持つと思われた。背景の色味から、音楽、俳優たちの表情まで、すべてが調和している。この調和の仕方は奇跡に近い。 物理学者が出て来る。And…
Andrei Tarkovsky監督。 奥行きを活用するカットを非常に多く含む。これがロシア(撮影時はソ連)の国民性が反映されているのか、それとも監督の性格なのかは今の私にはわからない。知識が不足している。 たとえばアメリカでは土地がひろく一部屋が大きい。日…
撮り方に非常に凝る作品。Victor Erice監督。10年に一度しか映画を作っていない。どのカットをしてみても、単体で写真作品にできそうなような、魅力的な立体位置のセンスがある。写真作品になるというのは、被写体の生きている匂いを感じられる作品を言うの…
Francis Ford Coppola監督。 言わずと知れた名作。名作の定義はさまざまであるが、私から見ればストーリーの良さと、ストーリーに完全にマッチしたカメラワークが魅力。 この中で一番好きなのは2作目である。私はコアでもなんでもない、ただの端くれなのだが…