a-moviegoer’s diary

2014年から1日1本の映画を観ていて感想を書き溜めています。そして今年通算1000本を観ました。これからも映画の感想を溜めていきます。東京都内に住んでいます。

L'iris Fantastique (1912) - 普通

 Segundo de Chomón監督

 

 今回、監督の作風の中ではいたって平凡な作品に見えた。ただし、ストーリーが措定されていない作品においては、映画というよりもむしろ芸術映像として、技巧映像として視聴するほかない。その意味においては相変わらずの魅惑的な画面である。虫や花などの花鳥の世界と、美女の魅惑的な微笑の組み合わせを特徴とするChomónらしさが息づいていた。