a-moviegoer’s diary

2014年から1日1本の映画を観ていて感想を書き溜めています。そして今年通算1000本を観ました。これからも映画の感想を溜めていきます。東京都内に住んでいます。

1950年台 ベスト

North by Northwest(1959) - 映画は遊ぶもの。

Alfred Hitchcock as director 本作に特に面白い点はユーモアの多さにあると思う。冒頭でスパイたちに捕まえられて部屋に閉じ込められ、スパイの部下たちが入ってくる。てっきり殴られるのかと思いきや、散々に酒を飲ませられる。それもバーボンをコップにな…

Summer Interlude (1951) - ショパンのピアノピースを使い切る音楽感性に対して。

Ingmar Bergman監督。 Chopinの音楽が効果的に用いられている。『The Pianist』もChopinが多用されているが、あまり音がストーリーをうまく修飾しているようには思わない。本作は、主人公のいわば夏の夢のような感覚を、Chopinでうまく表現していた印象にあ…