Ridley Scott監督。前作とは監督が変わった。
バッファロー・ビル事件の時間軸後の話。映画化には10年がかかった。
非常に短いカットを不連続に重ねて、このような技術をもつ監督はあまりいない。非常に技巧派である。
シーンについても、猟奇的な殺人の瞬間について様々な角度から撮っていた。そのため、純粋に映像として楽しめる部分があった。
一方で、それぞれの猟奇殺人に特化している割には、ストーリーや信条描写が省略されていて難解な部分がある。
とにかく技巧的である。秀作と言われたとしたら、否定ができない。但し、面白いかどうかは個人の感性によるだろう。