a-moviegoer’s diary

2014年から1日1本の映画を観ていて感想を書き溜めています。そして今年通算1000本を観ました。これからも映画の感想を溜めていきます。東京都内に住んでいます。

Born Free (1966) - 本物を使うことは、画面上において贅沢なことである。

James Hill監督。

ハングオーバー』で、マイクタイソンのライオンがホテルの一室に登場するが、あれはCGである。本作は、切り返しショットの特徴を最大限に活用して、リアルなライオンがさも人間の近くに居るようにした。そして一部のライオンは、実際にたくさんの年齢の飼いならされたライオンを使うことで、実際に俳優に抱かれている。リアルなライオン同士のじゃれあいや取っ組み合いは、それだけで映像の魅力に溢れている。

John Barryの音楽で、アカデミー賞をとった。