Paul Verhoeven監督。
Kevin Baconは『激流』でも見せた猟奇的な人柄が、ほとんどそのまま本作にも表れている。Elisabeth Shueの役どころが非常に多く、好感である。以前にも説明した、人を説得できる振る舞いを、彼女はできると思われた。
一度地下が爆発して、遠心器に入れたニトロだけであの爆発はしないだろうとは思いつつも、エレベーターが爆風にのって下から迫ってくるシーンはなかなかであった。その後、上からエレベーターが落ちてくるシーンも、また見事であった。kevin Baconが透明な状態から元に戻る際に、静脈注射なのにまず肺に血がまわっていない点が残念であるが。