a-moviegoer’s diary

2014年から1日1本の映画を観ていて感想を書き溜めています。そして今年通算1000本を観ました。これからも映画の感想を溜めていきます。東京都内に住んでいます。

Absurda (2007) - 映画館のシュールリアル。

David Lynch監督。

 スクリーンから鋏が飛び出ているというのが怖い。これは映画館を題材とする『それぞれのシネマ』のオムニバスであるが、むしろ映画館に挑戦状をたたきつけているような気がしなくもない。後の『インランド・エンパイア』のTV番組のシークエンスを知っていたから、その雰囲気に近いと思って観ていたら、やはりDavid Lychだ。もうどうしようもない。他の映画監督の流儀とは絶対混ざらない。