Simon Curtis監督
今回観てわかったのは、一人の俳優が画面で演じる背後には実にたくさんの協力者がいることである。たとえ不能な役者であっても、潜在的なファム・ファタールぶりを見せても居ることに変わりはなく、すなわち今回のマリリンである。背後には監督をはじめとして100を超える優秀な支援者たちがいることだろう。ということは映画視聴後にある俳優を公然と批判することは、そのたった一人だけではなく、一度に背後の数百人を敵にまわす極めてchallengingな行為か、、、?!
Michelle WilliamsとEddie Redmayneが作中において時間的にほぼ等配分に語られていた。そのせいで、ストーリーの軸がぼやけ、精彩を欠く結果となった作品である。