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a-moviegoer’s diary

2014年から1日1本の映画を観ていて感想を書き溜めています。そして今年通算1000本を観ました。これからも映画の感想を溜めていきます。東京都内に住んでいます。

Wild Things : Foursome (2010) - 女が入れ替わり立ち代りのストーリーを観る。

Andy Hurst監督。

Wild Thingsシリーズも遂に四作目を迎え、ストーリーの組み立て方はそのシリーズとまったく同じである。放蕩息子が居て、父の莫大な遺産を継ぐ。しかし、その遺産は遺言によりほとんどが得られないことがわかる。次に放蕩息子にレイプされたと騒ぎ立てる女が出てくる。仕方なく遺産を切り崩し莫大な示談金を女に支払い、そして放蕩息子が釈放されると、実は放蕩息子とその女がグルであったという。非常事態に見せかけてむりやり現金を奪ったのであった。根っからの放蕩息子である。

映画世界では、ある目的をもって集まった人間たちは最終的には離散すると以前に述べた。本作もその通りである。放蕩息子と金に何人もの女が群がってきてしまい、金を得た後に始まるのは疑いの応酬と壮絶な金の奪い合い、その壮絶さで放蕩息子は呆気なく殺され、自らが映画の主人公たらんとする女たちの泥沼合戦となる。たくさんの女が入れ替わり立ち代りで、誰だこの女はと最後には思う始末。女は自らが主人公たらんとするというのは現実世界においても事実の事で、映画のストーリーとして興味深い内容であると同時に、人間本来の姿を映そうとしている映画であろう。

カメラワークは下手ではない。役者はへたくそである。