a-moviegoer’s diary

2014年から1日1本の映画を観ていて感想を書き溜めています。そして今年通算1000本を観ました。これからも映画の感想を溜めていきます。東京都内に住んでいます。

Letters from Iwo Jima(2006) -硫黄島の後編。

Clint Eastwood監督。 「Flags of Our Fathers(2006)」のカップリングで製作された映画。どちらかというと戦地でのカットがとても多くて、時々回想シーンや現代のシーンが入る。主人公たちが負けていくまでを、現実に即して描いているので、単調ではあるがコクがある。よくあるハリウッドもののような、英雄がきてバッタバッタとなぎ倒して行くようなシーンはない。

ある戦地について、二つの国のそれぞれの立場から描くという発想が良い。それぞれの映画で同じシーンが意図的に挿入されている。