a-moviegoer’s diary

2014年から1日1本の映画を観ていて感想を書き溜めています。そして今年通算1000本を観ました。これからも映画の感想を溜めていきます。東京都内に住んでいます。

Mothman (2010) - 弟をみんなでぼこぼこにするという、不思議な導入ではじまる。

Sheldon Wilson監督。

Mothmanは、アメリカで1966年から67年にかけて発生していた未確認生命体で、West Virginia州で流行していた。TNT工場で目撃され、全速で逃げる車に等速で追いかけて来るという。

このMothmanは、黒のゴミ袋が飛んでいたのではないかという説もあるが、アメリカで1970年から今にかけて10冊を超えるMothman関連の本が出ている。

車で等速で追いかけて来るのがMothmanの醍醐味だと思うのだが、そういったシークエンスは一切無かった。一体何を考えているのやら。

車でMothmanに虐殺されるショットなど、もっと長く尺をとった方が恐怖が増進したと考えられるミスショットが存在した。

少しいじめただけで川で溺れ死んでしまった弟を、みんなで岩でぼこぼこに殴るという不思議な導入ではじまる。結構不自然だが、そこにいる全員が加害者であったという展開で、どうしてもはじめたかったのであろう。