a-moviegoer’s diary

2014年から1日1本の映画を観ていて感想を書き溜めています。そして今年通算1000本を観ました。これからも映画の感想を溜めていきます。東京都内に住んでいます。

SHADOW MAN (2006) - Seagalがブタペストの図書館で銃撃戦。

Michael Keusch監督。

生物兵器の情報が漏れるという、非常にありきたりな話。大抵はICチップとなって、小道具の中に入るか、もっと主人公にプレッシャーをかける場合には頭に埋め込むかする。 本作もこれらの例に漏れないのであるが、面白いのはSteven Seagalがこの手の話の主演になっているということで、Seagal自身は誘拐された子を探す屈強な親として登場している。

子供が救えれば良いという理屈で、ブダペストの図書館でばんばん人を殺していく。アメリカにおける美徳や正義は、かなり個人主義的な動機に重きをおきすぎていて、公衆では大人しくするという観点がないように感じる。

さまざまな演出効果をまぜているのは良いが、まぜ方が過剰でちぐはぐしている映画。