ツイ・ハーク、リンゴ・ラム監督。 演者の多くが監督であるという珍しい作品。監督が作っていて楽しいだろうという、監督の嗜好がそのまま反映されている作品。 そのような作品の有名作はスピルバーグのSuper 8 (2011)である。 一般の作品よりも、カメラのまわし方からストーリーの仕方も他とは独特である。しかし、全部巧い。
ターザンという名前の味方が大型磁石でくっついた状態で人質にされるという、最高のコメディを見せてくれる。
映画の技術が高かった点、およびアクション撮影に慣れているがゆえの多彩さがあった点、他の作品とは一線を画している。