a-moviegoer’s diary

2014年から1日1本の映画を観ていて感想を書き溜めています。そして今年通算1000本を観ました。これからも映画の感想を溜めていきます。東京都内に住んでいます。

Paris, je t'aime : Porte de Choisy(2003) - 掌編コメディの難しさを観る。

Christopher Doyle監督。

パリ、ジュテーム』という、オムニバス作品の中の一作品である。

パリのチャイナタウンを舞台にしている。wikipediaの説明には、私が閲覧した際本作がコメディであると紹介されていたのであるが、どうもコメディには見えない。というよりも、もし本作が2時間程度の尺があり、その中盤ぐらいに挿入されたシークエンスであれば、理解はできる。しかし、冒頭からいきなり窓ガラスを割られるのだが、それがその街にとっての事実であるのか、それとも事実を過度に風刺した虚構であるのか、判断をすることができなかった。

本作のタイトルとなった建物は、当時、パリで最大のアジア人の商業文化施設である。