a-moviegoer’s diary

2014年から1日1本の映画を観ていて感想を書き溜めています。そして今年通算1000本を観ました。これからも映画の感想を溜めていきます。東京都内に住んでいます。

The Core (2003) - なかなかのSF。

Jon Amiel監督。

地球の外から、どこの星人の作った代物かもわからぬスペースバトルシップが来襲したり、もしくは隕石が呼び寄せられるのは、よくあるSFストーリーである。本作は、地球の中それも内核にまで侵入して、核爆弾を爆発させて地球を生き返らせるのであるから、相当に練られたシナリオであると思う。もちろん、スペースシャトルは現実には存在するが、マントルの中を突き進む重機器は21世紀が終わっても到底は存在しないであろうから、正真正銘のScience Fictionなのである。

このリアルなFictionに、理系の人間であれば多少なりとも心が躍る。リアルなサイエンスではない。科学者たちの演技もどことなく科学者然としていない。しかし、Science Fictionとしては本物であると思われる。