a-moviegoer’s diary

2014年から1日1本の映画を観ていて感想を書き溜めています。そして今年通算1000本を観ました。これからも映画の感想を溜めていきます。東京都内に住んでいます。

Paris, je t'aime : Pere-Lachaise(2003) - 墓地でのラブストーリーを観る。

Wes Craven監督。

パリ、ジュテーム』という、オムニバス作品の中の一作品である。

墓地でラブストーリーを展開するという着想がよい。もちろん、ラブストーリーの内容自体はどこにでもあるような内容なのであるが、それでも墓地で実施している点が好感である。オスカー・ワイルドの墓の前で繰り広げている点も好感である。そうなると、たとえば哲学科卒のカップルがいて、サルトルの墓の前で同じことをやっていても違和感や遜色が無いわけで、汎用性のあるモチーフでもある。