a-moviegoer’s diary

2014年から1日1本の映画を観ていて感想を書き溜めています。そして今年通算1000本を観ました。これからも映画の感想を溜めていきます。東京都内に住んでいます。

For Whom the Bell Tolls(1943) - 綺麗な映画を観る。

Sam Wood監督。

本作には、愛を形成するために言葉があまり必要とされない。二人が会うことに

よって、その出来事がすなわち愛になる。しかし二人が別れてもその愛は消える

ことはない。少なくともストーリーが続いている間は、二人の愛は永遠となり、

そして鐘によって祝福されるのである。とても観念的なものが先行している帰来

にもあるが、その点がかえって映画が綺麗にまとまる原因にもなる。