Gareth Edwards監督。 最近話題の「GODZILLA ゴジラ」を監督した人の、昔の作品であるという。2010年公開。
毎年恒例で、火星人みたいな地球外生命体が襲って来るという、ファンタジー設定。割とこういう設定は見飽きた。但し、最後までしっかりと観る。
モンスターの中には、やっつけたら謎の機序で消滅してしまうものも多いのだが、本作品は死体がそのまま残っておりハエがたかっている。わりとリアルに描いている。私はその方が現実感覚的なので、好きである。リアルな分だけ、超常体験を味わい易いというか。
全体的に明かりが乏しい印象。世紀末のような印象を漂わせる。モンスターに焦点を合わせているのかと思いきや、男と女のロマンスであった。結局モンスターがいるという環境を利用して、男と女がふたりきりになる環境を演出しているのである。