アニメーション映画。John Christian Wedge監督。
Ewan McGregorやHalle Berryが声優をしている。
やりたいことをやりたいようにやる映画である。面白いアイディアやギャグを次から次へとスクリーンへ映していく感じである。面白いかどうかは、きっとかなり個人差がある。Singin’in the Oilという謎の替え歌がある。
あまりにも好き放題に作るので、なかなかに他に類をみない面白い作品に仕上がっている。ドミノの牌でサーフィンしながら登場するというすばらしい発想のシーンがある。そんなに牌なかった筈なのに。
ロボット新社長がなぜかマザコンである。あと門番が「僕もたたいて」となぜかMっ気である。
敵に囲まれたら、適当に陽気な音楽をながせば乗り切れるところなんか、MASKの手法と同じである。
そして最後は最新型のスクラップマシンがドミノでたおれる。やっぱりドミノ。もはやドミノ映画である。
重要なのは、この映画も最後にはサクセスストーリーとなる点である。主人公は工場の後継者になる。サクセスストーリーは、アニメーションのひとつの重要な要素である。
途中からちゃっかり社員の女ロボが仲間になる。