George Tillman, Jr 監督。
映画の時代性というか、iPhone3Gが登場しているので2008年から2010年あたりの時代の作品であることがわかる。単純に販売期間から推測できる。つまり、現代の物語であるよという意味なのである。
「世界で10人しかできないというヨガのポーズが出来た」といって女と喜ぶ殺し屋(Killer)や、出所してすぐに人を撃ち殺しにいく主人公(Walker)など、登場人物が個性的であった。
とるに足りないことかもしれないが、わざわざ「Killer」 「Cop」「Walker」の三人をテロップ付きで紹介していた。それをみて、「続・夕日のガンマン」(1966)の演出にもおなじことがあったと思い出した。そこでは「the Good」, 「the Bad」, 「the Ugly」の三人が出て来る。本作は巧妙なオマージュなのかと勘ぐった。